インバウンド関連事業をおこなうG Propertyは2017年7月1日より、空港と宿泊施設間の当日荷物配送サービス「Airporter(エアポーター)」をホテル事業者向けに展開する。東京と大阪限定で、提携ホテル事業者を募集。導入料金は無料。
これまでは、Airbnbの民泊物件と空港間の荷物配送を手掛けていたが、新たにホテル業界向けに事業を拡大するもの。
エアポーターは、ホテルが管理する荷物を集荷して、旅行者が次に訪れる宿泊施設や空港に当日配送をおこなうサービス。チェックイン前、またはチェックアウト後に荷物を預けたい旅行者の需要に対応する一方、宿泊施設側の業務効率向上にも貢献する。スマートフォンやパソコンで申込と決済ができるため、旅行者がスムーズに手ぶら観光ができるのも特徴。サービス画面は英語以外に中国(簡体字、繁体字)に対応しており、チャットでの質問や相談も受け付ける。
すでに提携済みの民泊物件は東京で1500物件、大阪で100物件。今後は、2017年度内に東京で5000か所、大阪で2500か所、2018年度には全国3万か所での導入を目指す。