東京商工リサーチは、2018年2月度の旅行業の倒産状況を発表した。それによると、倒産件数は合計2件で前年同月から1件増となり、2ヵ月連続で前年を上回った。負債総額は前年比9%減の9000万円。
2件のうち1件は香川県の第3種旅行業ツアーネット(旧:ツアーネット香川)。瀬戸内海クルーズや四国八十八カ所巡りといった自主企画ツアーを中心に大手旅行会社のツアーも販売していたが、業績が低迷し破産申立に至った。負債総額は約4200万円。
もう1件は愛知県のグッドトラベルサービス。ショッピングモールへの店舗展開を行っていたが、ネット販売の活況などで業績が低下。2018年1月16日に事業を停止していた。負債総額は約4800万円。