公的統計機関によるデータにもとづき、2017年1年間の日本人渡航者数をハワイ、グアム、沖縄の比較でみると、ハワイへの出国は5.4%増の156万8600人(速報値)、グアムは16.8%減の62万500人、沖縄への渡航者は4.9%増の685万4000人だった。
沖縄は昨年に引き続き年間過去最高を記録。伸び率では2012年以来5年ぶりでハワイが沖縄を超えた。2017年のグアムは北朝鮮情勢の影響などがあり大きく減少する結果となった。
2017年までの直近10年間の推移は以下のとおり。
なお、2017年12月単月では、ハワイは前年比1.0%増の12万5900人、グアムは26%減の4万9000人、沖縄は1.8%増の53万5400人。沖縄とハワイは年間通じてほぼ前年比増を維持。グアムは10月に4割減にまで落ち込む結果となった。