2018年も残り数日。トラベルボイス編集部が、年末年始に読んでおきたい今年のおすすめ記事をまとめました。忙しい日々の中で「タイトルは気になったけど読む時間がなかった」という方におすすめの記事を厳選。取材者・執筆者・翻訳者が、丹精込めて書いたものばかりです。
これらの記事は、トラベルボイスの年間記事ランキングでトップ21以下に位置していました。とはいえ、ランキング10位以下から50位までのアクセス差は、僅差で甲乙つけがたいものでした。読者からの反響も大きかった記事、まとまった時間がとりやすい年末年始に年間ランキングの記事とあわせて、ぜひご覧ください。
特に、「観光レジェンドからの手紙」は必読です。ツーリズムの活性化に貢献した先人の知見を次代につなぐためにシリーズコラムとして、2018年6月に逝去された亜細亜大学の元教授・小林天心氏が数年前に同大学学内誌に発表した論考を再編したものを6回にわたって連載しました。時を経て、なお輝きを放つ名言が詰まっています。
厳選の記事は以下のとおり。来年のビジネスのヒントに、思考の整理に、ぜひお役立てください。
【インタビュー・対談】
- 日本のスキー場は世界と戦えるのか? 長野県・白馬の”リゾート化”戦略とインバウンド施策を聞いてきた(2018年3月17日)
- ナビタイムが旅行事業の開発に20年かけた理由とは? 大西社長に「商品開発のこだわり」と「最大の危機」を聞いてきた (2018年9月17日)
- 京都市長に聞いた現在と未来の観光政策とは? 混雑問題の集中打破から全国一厳しい民泊条例の背景まで、門川大作市長に聞いてきた (2018年9月18日)
- 1964年東京オリンピック当時の「民泊」とは? 新旧ホストの対談でホームステイ型民泊の魅力を聞いてきた (2018年11月14日)
【取材レポート】
- 愛犬連れの旅で上質体験を提供するホテルチェーンが拡大、高稼働で人気を集める理由を取材した(2018年6月24日)
- 5棟で1つのホテル、京都に開業した初の「分散型ホテル」の取り組みを取材した – 地域生活と共存する観光のカタチを考える(2018年12月9日)
- インスタ映えを演出する京都、SNSで自慢したくなるしくみづくり、「青もみじ」や初ライトアップを取材した【画像】(2018年5月1日)
- 旅行業界がデジタル時代に必要な取り組みは「ライフスタイルの変化の見定めと、その対応」、ナビタイム藤澤氏とJTB波潟氏の討論を取材した(2018年10月31日)
【コラム】
- 旅行業界がデジタル化に対応するには? 押し寄せる海外OTAへの対応、求められる「プラットフォーマーへの変革」【コラム】(2018年2月26日)
- 世界のタビナカ業界で起きている変化とは? 激動期のツアー&アクティビティ市場における、主要各社の動きを読み解いてみた【外電コラム】(2018年11月21日)
- 14年前の津波災害から観光復興したタイ・プーケットの事例、日本の観光産業が学ぶべきポイントは?【コラム】(2018年11月3日)
- グーグルが狙う「ホテル検索」の究極のあり方とは? 米国で展開する新たな広告機能を分析して見えてきたもの【外電コラム】(2018年10月30日)
- 次世代の旅行業界に発展するための4つの提言、変革と新技術がもたらす新しい旅のカタチ【外電コラム】(2018年3月9日)
- 中国市場の観光マーケティング最新事情とは? チャットアプリ「WeChat(ウィーチャット)」活用で次の一手を考えた【海外コラム】(2018年12月27日)
【コラム「観光レジェンドからの手紙」】
- 観光は平和産業、と言うならば – 独自の国際交流と永続的な平和努力を(2018年12月28日)
- カジノは観光に貢献するか? ニュージーランドの観光戦略を事例に考える(2018年12月25日)
- 観光客減少時のアプローチ技法を、ニュージーランドの成功事例から学ぶ(2018年12月20日)
- 無名地域を旅行デスティネーションに磨き上げる方法 – ロシアの小国を事例に観光マーケティング技法を考える(2018年12月13日)
- 南極のオーバーツーリズム先例に学ぶ ―20年前に起きた論争に見るサステナブルな関係づくりの考え方とは?(2018年12月7日)
- 広域観光のセオリーを編み出した、伝説の「カナダ・メープル街道」誕生秘話 – 観光レジェンドからの手紙(2018年12月4日)