せとうちDMOは、海外の旅行業界関係者向けに瀬戸内の観光コンテンツを学習できるEラーニングプログラム「Setouchi Training Platfor」(英語版)を制作し、提供を開始した。
せとうちDMOではこれまでも、欧米豪をターゲットに現地のマーケティング会社を同DMOのエージェンシーとして設置し、ピーアール活動や商談活動など、旅行業関係者とのネットワーク構築による瀬戸内の露出拡大や商品造成に取り組んできた。昨年末からは、ニューヨークタイムズやナショナルジオグラフィックトラベラー(英国版)など、世界の大手新聞や旅行雑誌に瀬戸内が取り上げられている。
今回のEラーニングの提供は、これを好機に、瀬戸内への誘客加速と商品供給の強化を図るのが目的。海外DMOの手法を参考に導入を決めた。Eラーニングを通じ、旅行会社やツアーオペレーター、ランドオペレーターなど世界の旅行業関係者にアプローチし、リレーション拡大と瀬戸内への誘客増加を図っていく。
Eラーニングでは、瀬戸内7県について、各県のレッスンコースを設定。それぞれ、Adventure and ExperienceやArt and Cultureなど6テーマで合計270以上のコンテンツを紹介し、コースの最後に3問のクイズも用意する。また、ウェビナー(ウェブセミナー)機能も用意した。