JR九州はこのほど、訪日外国人客のサービス充実を目的に、AI通訳機「POCEKTKALK(ポケトーク)」を導入した。九州新幹線の全45駅で、改札や窓口、ホームでの案内に活用する。また、観光列車「D&S列車」の車両内でも、接客ツールとして活用していく。
ポケトークはAIを活用した通訳機。世界74言語に対応しており、話しかけるだけで機能する。外国人の訪日旅行の増加が続くなか、九州では2018年、年間の訪日旅行者数が500万人を突破(511万人)した。今後もLCCの新規就航や、スポーツの国際大会の開催が予定されており、さらなる訪日外国人の増加が見込まれるという。