星野リゾートは、温泉旅館ブランド「界」で行なっている「若者旅プロジェクト」を一新し、「界タビ20s(かいたびとぅえんてぃーず)」として展開する。
従来、20代限定で提供してきた最大60%割引の宿泊プラン(1泊2食付き1万9000円)を継続しつつ、さらに温泉旅館に親しめるコンテンツを強化。スマホを日常で使う若者がウェブ上で温泉旅館を楽しみながら知ることができるクイズの公開やSNSキャンペーンを実施する。
さらに旅行先では、その土地ならではの文化に触れられるよう、各地域の職人や作家とコラボした20代向けのお土産を、全施設で展開していく予定だ。界タビ20sでは、年間約1万人の宿泊を見込む。
星野リゾートの若者の旅行促進プロジェクトは、将来を担う若者に知見を広め、豊かな人生経験ができる旅の良さを知ってもらうのが目的。日本の文化である温泉旅館で、季節ごとの客室の設えや畳の空間での過ごし方など、日本の良さを感じてもらうため、「界」でのプロジェクトを行なった。2013年から開始したこれまでの若者旅プランによる宿泊数は、累計1万5000名を超えたという。