ホテルのスマホ貸し出しから旅の総合プラットフォームに事業を拡充したhi Japanは、新しい福利厚生制度「hi Vacation Style」を導入することを発表した。
今年4月に施行した働き方改革関連法での、5日以上の年次有給休暇の取得義務化に伴うもの。新制度は、有給休暇の取得と旅行促進を支援するプロジェクトとし、有給休暇中に宿泊をする社員に対して、一律10万円を支給する。
hi Japanでは、日本の有休取得率が50%と他国と比較して最下位であり、休むことに罪悪感を持つ人が多い実態を踏まえ、社員に対して「旅は人生を豊かにする/人を元気にする」ことを訴求していく。今回の制度は、有給休暇取得と旅行促進支援の第一弾として展開するという。
さらに、同制度を利用した社員の旅行体験を紹介する特設サイトも開設。旅行体験で得た旅の素晴らしさを社内外にも発信する。同社社員のみならず、パートナー企業や一般公募も募り、日本全体の働き方改革や有休取得の促進、旅のきっかけづくりとしていく方針だ。