エールフランス航空(AF)は、2019年末までに同社の全フライトで2億1000万個の使い捨てプラスチック製品を廃止、環境に配慮した代替品に置き換える。具体的には、現在、プラスチック製で使用している1億個のコップを紙製にするほか、8500万個の食器をバイオ素材に、マドラーは木製スティックに代える。これにより、プラスチック利用は1300トン減る見込み。
同社は2015年の時点でプラスチック製のストローを廃止。また、2011年からの取り組みで乗客一人あたりのCO2排出量を20%削減しているのに加え、2018年度には2020年度の目標に達しているという。2019年6月5日には、世界環境デーにちなんで、パリ発デトロイト行き便で使い捨てプラスチック製品に代わるバイオ素材の製品を旅客に提供した。