海外の旅行会社にチャットで旅行手配を依頼する新サービス、航空券からタビナカ体験まで、年内に旅行業登録も

2017年5月に設立したknowte(ノウト)社はこのほど、海外の現地旅行会社とユーザーをマッチングし、チャットでオリジナルの海外旅行を作ることができるウェブサービス「Oooh(オー)」を開始した。

ノウトでは、知識や経験のある人に直接聞くことが早く正しい情報に行き着くとの考えのもと、テクノロジーで人を繋げることでそれを実現するサービスを提供。楽天トラベルで事業開発の責任者を務めた山下晋太郎氏と、事業企画や事業戦略の責任者を務めた山下哲平氏が、事業を開始した。

今回の新サービスは、旅行業の認可を得た現地パートナーとユーザーを結び付け、旅行のプロによる提案と手配をチャットで受けられるようにしたもの。現地パートナーは、現地ツアーからホテル、航空券、アクティビティ、レストラン予約まで幅広い手配に対応する。まずはベトナム、カンボジア、インド、香港、マカオを対象に、順次エリアを拡大していく。収益モデルは現地旅行会社からのシステム使用料収入としているが、サービス拡充に向けて年内をめどに第3種旅行旅行業登録を行なう予定だ。

さらにノウトでは、個人投資家を引受先とした第三者割当増資と銀行借入で、3000万円の資金調達を実施。まずはシステム開発と人材採用、マーケティングに投資。さらに訪日旅行やグローバル旅行への参入も目指すしていく方針している。

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