エアビーアンドビー(Airbnb)は、2020年の急上昇の旅行先ランキングを発表した。これは、Airbnb社内のデータをもとに、2019年9月時点で確定している翌2020年の予約数を前年同期の予約数と比べたもの。文化拠点から持続可能な旅で注目を集める都市、大型イベント開催予定地などがランクインしたほか、オリンピック・パラリンピックを控える東京も17位にランクインした。
予約増加率トップ20都市は以下の通り。
Airbnb 2020年最注目の旅行先20
- ミルウォーキー(米ウィスコンシン州)729%増
- ビルバオ(スペイン)402%増
- ブリーラム(タイ)383%増
- サンベリー(豪ビクトリア州)356%増
- ルーマニア 298%増
- 西安(中国)255%増
- ユージーン(米オレゴン州)213%増
- ルクセンブルク 167%増
- グアダラハラ(メキシコ)158%増
- バヌアツ140%増
- カリ(コロンビア)137%増
- ケープカナベラル(米フロリダ州)136%増
- アバディーン(スコットランド)119%増
- コートニー(カナダ西海岸)114%増
- ウバツバ(ブラジル)108%増
- レ・コンタミヌ・モンジョワ(フランス)108%増
- 東京(日本)103%増
- ケララ(インド)95%増
- マリンディ(ケニア)88%増
- マーストリヒト(オランダ)55%増
1位のミルウォーキーでは、来年の大統領選挙で民主党全国大会が開催。7位のユージーンは、2020年にカーボンニュートラルを目指している都市。14位のコートニーも温室効果ガス排出削減目標を掲げ、環境負荷を減らす運動を数々展開している。15位のウバツバでは数多くのサーフィンの大会が開催され、20位のマーストリヒトでは2020年3月に世界最大級のアートフェア「TEFAFマーストリヒト」が開催される。