中国富裕層向けマーケティングを手がける行楽ジャパンはこのほど、アリババグループの旅行サービス「フリギー(Fliggy)」のライブチャンネルを通じて、鹿児島県のバーチャルツアーとライブコマースを実施した。鹿児島県観光連盟、鹿児島銀行、日本航空(JAL)、城山ホテル鹿児島、小正嘉之助蒸留所、島津興業などが協力。2022年3月16日の生放送中に延べ75万人が視聴した。
2時間にわたるバーチャルツアーとライブコマースは、国の重要文化財である仙巌園からスタートし、桜島を背景に鹿児島市の観光資源や歴史文化、地元の料理などを紹介。1泊100万円のインペリアルスイートのルームツアー、県特産品のライブコマースもおこなわれ、数量限定品のシングルモルトジャパニーズウイスキーも次々と売れた。
同イベントは、鹿児島県と上海スタジオの二元中継を実施、JALのフリギー公式ストアである「日本航空旗艦店」でも同時配信された。行楽ジャパンによると、今後も継続的な鹿児島県の観光振興、地方創生・地域活性化、物産品プロモーションを視野に、新たな取り組みを検討しているという。