世界のサステナブル観光地「文化・伝統保存」部門で、愛媛県大洲市が1位を受賞、国際的な認証団体が表彰

愛媛県大洲市は、国際的な持続可能な観光地認証団体グリーン・デスティネーションズによる「The Green Destinations Story Awards ITB Berlin」の「文化・伝統保存」部門で世界1位を受賞した。大洲市肱南地区での歴史的資源を活用した町並み保全や地域経済に資する取り組みが地域の優れた事例として評価されたもの。

世界有数の旅行博覧会ITBベルリンで発表された「The Green Destinations Story Awards」とは、グリーン・デスティネーションズが選出する「世界の持続可能な観光地TOP100選」の中から、さらに地域観光における持続可能な優れた取り組みを「グッド・プラクティス・ストーリー」として6つの部門に分けて表彰するもの。

2022年には、岩手県釜石市が別部門「コミュニティー・文化部門」で世界3位になっている。

なお、観光における気候変動や環境保護への取り組みを表彰する「The ITB Earth Award」はスコットランド北部の「インヴァネス・ロッホ・ネス」が受賞。独自の気候行動計画が評価された。

また、一般投票で最も票を集めた「People’s Choice Award」はフィリピンの「サガイ・シティ」。マングローブや野生動物を保護する独自のエコツーリズムが評価された。

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