観光庁、「第2のふるさとづくり」事業で新コンセプト、「いくたび」を提唱、情報発信サイトも開設

観光庁は、「第2のふるさとづくりプロジェクト」の一環として、「いくたび」として新しいコンセプトの訴求を始めた。「行くたびに新しい発見、行くたびに親しいものが増え、行くたびに、まちが、人が、元気になっていく」をコンセプトに展開。「1度きりの旅行では味わうことができない、ゆたかで新しい旅体験」の情報を発信するウェブサイトもオープンした。

第2のふるさとづくりプロジェクトは、2021年10月に発足。地域とのつながりを深めることで、交流人口や関係人口を増やすことが目的のプロジェクトだ。地域社会の活性化に貢献し、各地域の個性豊かな魅力を発掘、観光資源として活用することで、地域全体のブランド力向上を目指す。2024年度までに36地域でモデル実証事業を実施している。

「いくたび」の新サイトでは、地域を訪れる旅行者向けに日本全国の自治体の最新情報や、地域おこしで活躍する人々へのインタビューなど過去の取り組みを紹介。また、「ふれあう」「学ぶ」「育つ」「食べる」のカテゴリーでモデル実証事業者を紹介している。

なお、観光庁は、2024年9月26日から開催される「ツーリズムEXPOジャパン」に「第2のふるさとづくりプロジェクト」ブースを初出展。9月28日の一般日には、「いくたび」の特別ステージイベントを開催する。

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