大阪・関西万博の荷物預かり、ecbo社とセイノーが公式事業者に、1日最大約2万個に対応

荷物預かりサービスなどを展開するecbo社は、セノイーホールディングス(セノイーHD)と共同で2025年日本国際博覧会協会が公募していた「2025年日本国際博覧会大型荷物等一時預かり及び配送業務委託」に採択された。

2025大阪・関西万博期間中、公式の荷物預かり所として、会場外で来場者の荷物預かりサービス、荷物配送サービスを提供。1日約6000個の預かり荷物に対応する。また、周辺エリアの「ecbo cloak」拠点を拡充・活用し、公式荷物預かり所で対応しきれない約1万4000個の大阪全域の荷物預かり需要にも対応する。

2025年日本国際博覧会協会のアクションプランなどによると、2025大阪・関西万博の期間中、来場者数が約2820万人に達し、1日あたり約22.7万人が来場する予定。ただし、協会は混雑緩和対策などからスーツケースやキャリーケースの会場内への持ち込みを禁止しており、大量の手荷物に対応するため、1日最大2万個の預かりスペースが必要と推計している。ecbo社は会場外の運営所と周辺拠点で合計2万個に対応する方針だ。

また、セイノーHDの配送ネットワークを活用することで、会場で預かった荷物を即日で宿泊施設へ配送するサービスも展開する。

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