宿泊施設向けITソリューションを展開するtripla(トリプラ)は、インバウンド集客向けeチケット管理システム「Japan ticket」との連携を開始した。これにより、トリプラのサービスを導入しているホテルは、宿泊客に対して、Japan ticketが保有する日本の体験チケットを提供できるようになる。
具体的には、Japan ticketの日本国内の飲食店やアクティビティ、観光スポットといった体験型コンテンツを、トリプラが提供するAIチャットボット「tripla Bot」や宿泊施設の公式予約システム「tripla Book」、タビナカ専用サービス「tripla Guide」、宿泊者への宿泊予約完了メールなどを通じて案内することが可能となる。各種サービスから予約サイトに遷移した後は、会員登録なしで商品検索から予約まで完結できる。
宿泊予約画面からシームレスに周辺のアクティビティや観光施設の情報を提供することで、訪日外国人旅行者の旅行計画をスムーズにサポートすることができる一方、宿泊事業者にとっては、窓口対応業務の効率化、顧客満足度向上などにつながると期待されている。
まず、東京、大阪、京都などの観光主要エリアでトリプラのサービス利用中のホテルから提供を開始し、その後順次範囲を拡大していく予定。