JR東日本ら、旅行先の感覚を東京で仮想体感する技術実証、誘客への影響を検証、長野・戸隠そばをテーマに

東日本旅客鉄道(JR東日本)らは、旅行先で感じられる感覚を遠隔地の東京で体感するバーチャル技術の実証実験を実施する。日本三大そばの1つ、長野県長野市戸隠地区の「戸隠そば」に焦点を当て、東京・銀座にある信州首都圏総合活動拠点(銀座NAGANO)に没入システムのブースを設置し、栽培地の気候、風土、環境、そば打ちの様子など香りも含めて仮想的に体験してもらい、長野県への誘客や地域産品の購買促進にどのように影響するか検証する。そば試食など、リアル空間でのコンテンツも併せて提供する。

実施期間は2025年1月11~15日で、予約制・先着順。360度映像と音声のリアルタイム送信、香りや味覚などの同期再現を実現した没入システムのブースで、戸隠山・鏡池、戸隠神社、そば畑、そば打ち、新そば献納祭の没入型映像を楽しんでもらった後、茹でたての信州そばの試食を提供する。

同実験はJR東日本が設立した、移動と空間価値の向上を目指す「WaaS共創コンソーシアム」の取り組みのひとつ。日本電気(NEC)、長野県、ビーマップ社と共同で実施する。

発表資料より

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