日本の「ディズニークルーズ」、郵船グループが運航管理へ、オリエンタルランドと基本合意

東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは、日本郵船および郵船クルーズと、業務提携に向けた基本合意書を締結した。3社は、2028年度に日本を拠点としたクルーズ事業の開始を計画する。

オリエンタルランドは、2024年7月に日本拠点のディズニークルーズを展開するためのライセンス契約を締結。2025年度から造船を開始し、2028年度に首都圏の港を発着する短期航路を中心としたクルーズを就航すると発表していた。乗客乗員定員5500人、総客室数1250室の14万トンの大型客船で日本船籍とする予定。

今回の基本合意は、日本郵船グループがオリエンタルランドが展開するクルーズ事業のコンサルティング、船舶管理および運航管理に関して検討を進めていくもの。3社は、オリエンタルランドがテーマパーク運営などで培ってきた高いホスピタリティと日本郵船グループが「飛鳥」クルーズなどで積み重ねてきた運航実績などを組み合わせて、「ファミリーエンターテイメントクルーズ」の実現を目指す。

なお、郵船クルーズは日本籍最大の客船「飛鳥Ⅱ」を運航するほか、2025年夏には新造客船「飛鳥Ⅲ」の就航を迎える。

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