
JALは、NECと共同で、JAL社員が関連施設間の移動で利用する業務連絡バスの一部区間で、NECの通信・AI技術を活用した自動運転の業務システムや顔認証乗車システムの検証を実施する。
JALとNECは、全国的にバス路線の維持が困難になりつつあるなか、新たな移動手段として期待される自動運転車(自動運転レベル3以上)の活用を検討してきた。
今回、将来の自動運転車の社会実装に向けて、羽田空港整備地区で運行している業務連絡バスの一部区間で、運転支援車(自動運転レベル2)を運行する。
両社は、実証の成果をもとに、最新のモビリティ技術を活用した新たな移動手段の提供を検討するとともに、将来的な自動運転技術の空港業務への活用や、顔認証などとのシステム連携による空と地上のシームレスな移動の実現を目指す。