
アジア大手のタビナカ予約サイトを運営するKKDAY JAPAN(KKday)は、2025年4月15日、訪日外国人旅行者向けにサントリーと連携して日本の食文化を体験する飲食コンテンツの提供を開始した。
サントリーの主要商品である飲料の「ザ・プレミアム・モルツ」「角瓶」「翠(SUI)」「ROKU〈六〉」と相性の良い日本の食を楽しめる大阪市内の飲食店を紹介する特設ページを多言語でKKday上に公開。それぞれの商品の楽しみ方、フードペアリングを紹介し、日本の食文化の魅力をタビマエから訴求する。
さらに、2024年10月に業務提携したレストラン検索・予約サービス「食べログ」とのシステム連携により、食と飲み物を組みあせたペアリング体験ができる飲食店の事前予約を受け付ける。開催中の大阪・関西万博を機にインバウンド需要の増加が見込まれるなか、大阪市内を中心に旅行前の情報収集からタビナカでの予約・体験までを一貫して提供する体制を整えた。
KKdayの予約データによると、グルメカテゴリーの予約件数は前年同期比45%増、「居酒屋 体験」「地元ビール」「日本酒 試飲」などのキーワード検索も同40%増と大幅に伸長している。今後は台湾・香港・韓国・タイ・シンガポールなど、KKdayが強みを持つアジア市場に向けて、多言語によるプロモーションを展開。ウェブ広告・SNS・インフルエンサー活用などにより、訪日前の需要喚起と送客を図りたい考えだ。