シニアひとり旅、50代のデビューが最多 -クラブツーリズム調査

クラブツーリズムが「おひとり参加限定の旅」ツアーの参加者を対象に実施した調査によると、初めて一人旅をした年齢は50代が30%となり、最も多かった。次いで、60代(23%)、70代(13%)と続き、50代を過ぎてからの参加者は67%にのぼる。

一人旅を経験したことのある人は77%で、経験回数は3回(13%)が最多。平均回数は8.9回で、11回以上も17%ある。旅行頻度は2~3ヶ月に1回が32%で最も多く、月に1回、月に2回以上はあわせて34%。特に11回以上の経験者は月に1回以上旅行するのが72.7%であったのに対し、旅行経験が1回の人は11.1%となっており、一人旅の経験値が高いほど旅行頻度が多くなっている。

一人旅をする理由では、「一人で過ごす非日常空間でリラックスするため」(46.4%)が最多。次いで、「一人で自由に行動したいから」(43.2%)、「自分の都合の良い日程と会う人が周囲にいなかったから」(38.0%)と続く。

一人旅をする理由をひとり旅経験別に比較すると、11回以上の経験者では「一人で過ごす非日常空間でリラックスするため」(59.1%)「一人で自由に行動したいから」(45.5%)のアクティブな理由が高いのに対し、一人旅経験1回の人は「自分の都合の良い日程と会う人が周囲にいなかったから」(49.5%)が11回経験者の約2倍となっており、一人旅を始めるきっかけは消極的な理由が多いことがわかった。

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