年末年始の国内旅行では「高・遠・長」の傾向も　―楽天トラベル調査

楽天トラベルが発表した年末年始（2013年12月28日～2014年1月5日）の国内旅行（宿泊＋ダイナミックパッケージ）予約状況は、前年比37.5％増の過去最高となった。宿泊日数を見ると、3泊4日は43.0％増、7泊8日は62.4％増と例年よりも長期化し、遠方への旅行需要が増加。合わせて実施した「年末年始の旅行アンケート」でも国内旅行に関する予算について約3割が「5万円以上」と回答しており、今年の年末年始は「遠方へのちょっと贅沢な長期旅行」の傾向が強まったという。

方面別に伸び率を見ると、東京都発では島根県が96.7％増、三重県が81.9％増と、遷宮で話題の地域への旅行が伸びた。また、北海道発は愛知県が128.0％増、沖縄発は兵庫県が377.8％増など、多くの地域で長距離の旅行先の伸び率が高い。特に世界遺産に登録された中部地方や九州地方の伸びが顕著だとしている。

人数構成別でみると、女性グループでは「出雲大社」の島根県、ファミリー層では「フェニックス・シーガイア・リゾート」などの複合施設がある宮崎県、カップルには縁結びで人気の初詣でスポットの多い滋賀県が上位に入った。

なお、年末年始の旅行動向アンケート調査は、2013年11月20日～24日に実施。回答数は985名。

【居住地別方面伸び率ランキング】

※楽天トラベルプレスリリースより

※楽天トラベルプレスリリースより