東京都が発表した2013年7月~9月の訪都旅行者数(観光入込客数)は、前年比6.3%増の13万2879人となった。このうち、日本人旅行者は6.1%増の13万1010人、外国人旅行者数は19.8%増の1866人。また、宿泊客は11.5%増の9380人で、日本人が10.2%増の8009人、外国人が19.4%増の1371人と、宿泊客がそれぞれ2ケタ増と伸びた。
観光消費額(推計)は1兆4242万3600万円で、日本人は1兆2557億4000万円、外国人が1684億9500万円。1人当たりの平均消費額はビジネス目的の宿泊客が最も大きく、日本人が5万1874円(都内在住者と都外在住者の数値から、編集部で平均を算出)、外国人が12万3316円。観光目的の場合は日本人が3万9159円、外国人が9万5978円だった。日本人の宿泊客の場合、都内在住者の方が都外在住者よりも消費額が高い。
なお、2014年1月~9月までの訪都旅行者数の合計は7.9%増の38万7686人。日本人が7.8%増の38万2609人、外国人が20.5%増の5077人だった。