カンター・ジャパンは、2014年1月から3月に実施した携帯電話・スマートフォン、タブレット機器の購買・使用動向調査を発表した。日本で過去1か月間の新規契約・機種変更したスマートフォンのうち、57.6%がiPhone(アイフォーン)であったことが判明。Android(アンドロイド)の機種のシェアは41.5%だった。iPhoneの販売シェアは前年同期の49.0%より8.6ポイント伸びており、iPhoneの優勢は続いているようだ。
ただし、海外での傾向を見ると、日本以外の調査対象8か国のうちアメリカの35.9%が最大で、スペインにいたってはわずか6%。Andoroidの方が圧倒的にシェアが大きい。また、前年と比較しても、アメリカが7.8ポイント低下、中国では5.4ポイント低下など、シェアが縮小している国が多い。
調査は2014年1月~3月、日本、アメリカ、中国(都市部)、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オーストラリアの9か国で、16歳以上の男女(イギリスは13歳以上)を対象に、主にインターネットで実施した。