サービス産業生産性協議会は、2014年度第1回「日本版顧客満足度指数(Japanese Customer Satisfaction Index: JCSI)」調査を実施、結果を発表した。今回の調査は8業種(コンビニエンスストア/シティーホテル/ビジネスホテル/飲食/カフェ/携帯電話/宅配便/事務機器)、82企業・ブランドの満足度を聞いたもの。
8業種のうち、シティーホテルの分野では帝国ホテルが6年連続の顧客満足度で第1位になった。帝国ホテルは、その他の指標(顧客期待/知覚品質/知覚価値/推奨意向/ロイヤルティ)すべてでも1位となった。第2位はオークラで、以下ヒルトン、ニューオータニ、ニッコーホテルズ・インターナショナルの順。ANA(クラウンプラザを含む)は、推奨意向とロイヤルティで2位にランクインした。
また、ビジネスホテルの顧客満足度第1位には、前年度のリッチモンドに代わりスーパーホテルが4年ぶりに返り咲いた。スーパーホテルは、コストパフォーマンスを示す知的価値とロイヤルティでも第1位を獲得。顧客満足度の第2位はリッチモンドで、以下ダイワロイネットとドーミーインが同率3位、コンフォートが5位の順。上位4社は僅差で順位が分かれた。
(トラベルボイス編集部)