楽天は、楽天トラベルで2014年夏休み期間(2014年7月15日〜2014年8月31日)の国内・海外旅行の予約状況を発表した。それによると、国内旅行は前年同期比20.1%増、海外旅行は同12.8%増で国内・海外ともに堅調な結果となった。また、予約の経路ではスマートフォンを中心としたモバイル端末経由が大きく伸びており71.7%増と好調。特に20代の若年層の予約が98.8%増と約2倍に増加した。(国内・海外のエリア別のランキングなどは下段で紹介)。
楽天トラベルの予約傾向からみると、2014年夏休みの国内旅行は20.1%増と好調。特に「瀬戸内しまのわ2014」や瀬戸内海のサイクリニスト人気の影響を受け、愛媛県はが66.9%増で伸び率のトップに。また、世界遺産登録が正式決定した「富岡製糸場と絹産業遺産群」を含む群馬県は38.7%増、新アトラクションがオープン予定のユニバーサル・スタジオ・ジャパンが話題の大阪府は38.5%増で際立った。また、宿泊単価は1人泊当たり4.4%増、交通手段ではレンタカー予約が57.2%増で20歳代の若年層の予約が114.9%増が目立った。
海外旅行では、消費税増税後にも関わらず、海外旅行は前年同期比12.8%増と好調。エリア別に見ると、最も伸長したエリアはインドネシア、香港、台湾が続いた。出国ピークは、8月13日、帰国ピークは8月17日。
【国内旅行 行き先伸び率ランキングTOP10】 ※2014年6月19日時点の予約人泊数実績をもとに前年同期比で算出
- 1位 愛媛県 +66.9%
- 2位 高知県 +47.1%
- 3位 茨城県 +43.0%
- 4位 埼玉県 +39.7%
- 5位 広島県 +39.2%
- 6位 群馬県 +38.7%
- 7位 山梨県 +38.6%
- 8位 大阪府 +38.5%
- 9位 熊本県 +37.6%
- 10位 奈良県 +35.8%
【国内旅行 行き先人気ランキングTOP10】 ※2014年6月19日時点での予約人泊数実績をもとに前年同期比で算出
※カッコ内は昨年順位
- 1位 東京都 +18.9% (2位)
- 2位 沖縄県 +15.0% (3位)
- 3位 北海道 +11.4% (1位)
- 4位 大阪府 +38.5% (5位)
- 5位 千葉県 +3.8% (4位)
- 6位 静岡県 +29.4% (6位)
- 7位 神奈川県 +16.3% (7位)
- 8位 長野県 +27.2% (9位)
- 9位 福岡県 +8.0% (8位)
- 10位 兵庫県 +23.5% (10位)
【海外旅行 行き先伸び率ランキングTOP5】 ※2014年6月19日時点での2名利用(レジャー)予約人泊数100人泊以上の実績をもとに前年同期比で算出
- 1位 インドネシア +52.6%
- 2位 香港 +49.0%
- 3位 台湾 +36.9%
- 4位 マレーシア +22.3%
- 5位 ホノルル(オアフ島) +20.3%
【海外旅行 行き先人気ランキングTOP5】 ※2014年6月19日時点での予約人泊数実績をもとに算出
- 1位 グアム
- 2位 ホノルル(オアフ島)
- 3位 台湾
- 4位 韓国
- 5位 シンガポール
なお、国内宿泊旅行動向の対象は国内宿泊、ANA楽パック、JAL楽パック、海外宿泊旅行動向は海外宿泊(海外ホテル単品、ダイナミックパッケージ宿泊分を含む)が対象。2014年6月19日時点での予約数実績をもとに前年同期比で算出したもの。
(トラベルボイス編集部)