LCCスクートは、2014年9月1日から飛行中の機内での電子機器の使用を緩和、離陸から着陸まで持ち込んだタブレット端末や携帯機器での動画・音楽鑑賞などを可能とした。シンガポール民間航空庁(CAAS)の規制緩和により、機内での携帯用電子機器の使用が可能となったことを受けた措置。キャンベル・ウィルソンCEOは、「自身で持ち込んだ映画や音楽のほか、スクートTVなどの機内サービスから配信されたエンターテイメントも自身の端末で楽しめるようになる 」とし、より快適なフライトを提供できると、サービスの向上に自信を示している。
機内ではタブレットや携帯電話、Eリーダーなど軽微な電子機器に限り、機内モードもしくはセーフモードに設定していえば飛行中すべての時間で使用できる。ラップトップコンピュータなどの大きな電子機器は引き続き、離発着時などには安全のために座席の前ポケットや座席の下などに収納する。
スクートは2014年末に導入される 787機材ではインターネット接続サービスを開始し、飛行中ずっと電源を付けたままでいることもできるようにする計画という。