ジャストシステムは、2014年11月のモバイル機器やソーシャルメディアの利用状況をまとめた。それによると、スマートフォンを利用する平均時間は1日約120分で、最も長時間使用するのは10代後半女性で約200分、短いのは50代前半女性で約70分と約3倍の開きがみられた。また、全体の半数以上が、FacebookやTwitterといったSNS上の広告に対して何らかのアクションをとることが明らかになった。
パソコンの利用時間はスマートフォンと比較するとやや長く、平均で1日約140分。そのうちもっとも短いのは10代女性の祝休日で約95分、最長は20代後半男性の平日で180分。特に10代女性でパソコン離れが進み、スマホ中心の生活になっていることが分かった。
女性の世代別・スマホ利用時間は以下のとおり。
また、ソーシャルネットワークを通じた広告やプロモーション閲覧状況をみると、Facebook広告に対して全体の61%が「なんらかの行動をとったことがある」と回答、そのうち32.9%が「広告からサイトを閲覧する」、28.1%が「動画広告を視聴する」、15.1%が「クーポンを利用する」状況だった。
Twitter上の広告表示では全体の53.5%が「なんらかの行動をとったことがある」とし、そのうち33.1%が「URLをクリックする」、21.0%が「アカウントをフォローする」、17.2%が「動画を視聴する」と回答。一般的なSNSを通じた広告コンテンツに対し、何らかのアクションをとる傾向は明らかで、特にプロモーションサイトや動画への関心が高いことが分かった。
この調査は2014年11月27日~12月1日の間、全国の15歳から69歳の男女を5歳ごとに50名ずつサンプリングし、計1100人を対象にアンケートシステムを用いて実施された。