阪神電気鉄道は、列車に乗務するすべての車掌に、NPO法人日本ケアフィットサービス協会が認定する「サービス介助士」2級の資格を取得させた。同社が掲げる目標「心のこもった良質なおもてなしのサービスの提供」に基づき、職員が介助技術などを学んだうえで、高齢者や障がいのある人にも対応できるようにする狙い。16年1月1日からすべての車掌が「サービス介助士 2級」であることを明示する名札を着用して勤務を行う。
同社ではこのほか、CS向上の一環として各駅長室に「耳マーク」をつけ、筆談での案内等の対応を行っていることを明示するなどの取り組みを行っている。サービス介助士2級の資格は、全車掌205人(2014年12月15日現在)のほか、全駅係員338人が取得した。