エクスペディアジャパンが発表した2014年の日本における海外旅行の予約実績をもとにした、海外旅行先の人気ランキング1位はソウルとなった。2位バンコクまで前年と順位が変わらなかったが、3位は前年5位だった台北が浮上。5位にも香港(前年8位)が入り、トップ5のうちアジア4都市がランクインした。
代わりに4位オアフ(同3位)、7位パリ(同6位)など、欧米の都市が下がっており、エクスペディアでは円安の影響もあってアジアの人気が勢いを増していると指摘している。
成長率でみる急上昇ランキングでも、アジア勢がトップ10のほとんどを占めた。1位はベトナムのダナン(50%増)で、2014年7月の直行便就航が奏功した。また、2位の高雄(10%増)、9位の台中(62%増)と台湾の地方都市2都市がランクイン。このほか、4位中国の大連(85%増)、5位マレーシアのセランゴール(73%)など、日本企業の進出した都市の注目も高まった。
このほか、日本人の海外ホテルランキングでは「ソウル・ロイヤル・ホテル」が1位に。ホテルクラスでは例年に比べ、5つ星よりも4つ星が多い結果になったという。