観光庁、日本のMICEブランドを決定、2030年アジアNo.1開催国へ誘致促進活動を強化

観光庁はMICE開催地としての日本のMICEブランド、タグライン、ブランドロゴを決定した。2014年度から開催していた有識者の検討会議で決定したもの。今後は新ブランドのもと、オールジャパン体制で国内外における日本のMICEブランドの認知向上を図り、「2030年にはアジアNo.1の国際会議開催国としての不動の地位を築く」目標に向けた誘致・開催促進の取り組みを強化していく。


【ブランド名称】

Meetings&Events

日本のMICE事業の内容を分かりやすく伝えることが目的。主に海外向けプロモーションで使用


【タグライン】

New ideas start here

MICEブランドのコンセプトを一言で表現。

海外向けには「日本独自の文化、日本の先端技術、コミュニティにおける新しい交流が、参加者にインスピレーションやひらめきを与え、学術や産業をさらに進化させる」。

国内向けには「日本にはユニークな芸術や文化、先進的な学術研究、革新的な技術や製品の創出があることの再認識を促す」「将来につながる学術の振興と産業の発展を生み、地域及び日本の経済を成長させることの理解や共感を高める」を、働きかける言葉とする。


【ブランドロゴ】

発表資料より

MICEブランドは、海外の主催者に対する広報活動の支援と、国内関係者が誘致・開催を推進するための「分かりやすく力強い呼びかけ」と「理念や目標を象徴する旗印」とするもの。その根幹となるブランドコンセプトでは、「日本のMICEの価値」の訴求だけでなく、「日本のMCEが深化すべき方向」へ深めることで達成される姿を概念とし、「日本の感性と知性がビジネスを未来に動かす」と表現した。

今後、国内のMICE関係者への周知とともに、海外に向けてもピーアール活動を開始。5月に開催されるIMEX2015 Frankfurtで新MICEブランドを発表する予定だ。

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