米国ホテルの会員プログラム満足度調査2015、首位はヒルトンHオナーズなどでポイントの利便性が高評価　―J.D.パワー

J.D.パワーが実施した、米国ホテルのロイヤルティプログラムに関する顧客満足度調査で、デルタ・プリビレッジとヒルトンHオナーズが同率で首位を獲得した（いずれも1000点満点で727点）。3位はベストウェスタン・リワード、4位はIHGリワーズ・クラブ、5位はマリオットリワード。全体平均は701点だった。

同社では「アカウントのメンテナンス／管理」、「ポイント／マイルの利用しやすさ」、「ポイント／マイルの獲得しやすさ」、「リワードプログラムの利用規定」、「特典の豊富さ」、「カスタマーサービス」の6つの要素から評価を実施。

今回首位となったデルタ・プリビレッジは、「ポイント／マイルの使いやすさ」「特典の豊富さ」「リワードプログラムの利用規定」の評価が高く、ヒルトンHオナーズでは「ポイント／マイルの使いやすさ」「ポイント／マイルの獲得しやすさ」が高評価となった。

ランキングのトップ15は以下のとおり。

J.D.パワー：報道資料より

同社では、総合満足度を向上させる要因としては、商品やサービスの購入時に会員ポイントが付与されることとレストラン利用で付与されることが大きい要因であると分析。また、オンライン上の好意的なレビューコメントやプログラム自体の評判をもとに加入した会員は、総合満足度が800点以上と高い結果になったとしている。

今回の調査は、米国におけるホテルのロイヤルティプログラム加入者2900名以上を対象に、2015年2月27日から3月9日までの間にインターネット上で実施したもの。詳細レポートは下記まで。