スマホでスタンプラリーを可能に、位置情報でO2Oを活性化する新システム開発 ―アプリックス

アプリックスIPホールディングスは、2015年5月18日、商業施設や観光地などでスマートフォンを活用したスタンプラリーを実現できるシステムを発表した。位置情報を用いた近距離通信技術「ビーコン(beacon)」を利用するもので、集客やO2Oサービスの活性化を期待する各種事業者による導入を見込む考え。

今回のシステム特徴は、同社が提供するビーコン専用アプリケーション「hubea(ヒュービー)」を使うことで、スタンプラリーイベントを開催できるだけでなく、日常運用として施設側から顧客へ、位置情報を利用したリアルタイム情報配信も実現できる点にある。目的に応じたシステムを別々に準備する必要がなくなるため、事業者側にとって費用や設定にかかる負担を低減できるのがメリットだ。

同社はこれまで、今回提供するシステムのほか、家電や家庭用品に組み込んで使用するシステム「お知らせビーコン」や、外国人旅行者をターゲットにした多言語プロモーションシステム「おもてなしビーコン」などを提供。今後もオンラインとオフラインにおける購買活動(O2O)を対象に、消費者と事業者双方にとってメリットのある、便利なソリューションを提供していきたいとしている。

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