ホテル予約サイト大手のホテルズドットコム(Hotels.com)の新婚旅行に関するアンケート調査で、宿泊先を決める際に最も重視するものは「宿泊費」と回答した新婚カップルは55.8%で、最も多い結果となった(複数回答)。
2位は部屋のグレード(43.2%)、3位は「アクセスの良さ」(39.6%)と続き、クチコミ(34.3%)も4位に。「宿泊施設のブランド」(27.1%)、や「サービス内容」(26.8%)は3割未満で、新婚旅行でも堅実に自分たちに見合うホテル選びをしていることが明らかになった。
人気の旅行先でも、1位はハワイ(13.0%)、2位はイタリア(9.7%)、3位はフランス(7.7%)など、上位10位には海外デスティネーションが多いが、4位に沖縄(7.5%)、7位に北海道(3.6%)、9位に京都(2.7%)と、国内も3都市がランクイン。国内は全体の27.1%となり、円安が日本人の海外旅行に影響する中、新婚旅行先でも国内が注目されているという。
このほか、旅行先選びのポイントではグルメ(65.7%)、名所・旧跡の散策(65.5%)、ホテルや温泉などでのんびり過ごすことができる(38.6%)の順。新婚旅行先のホテルでうれしいサービスは、ウェルカムフラワー/フルーツ(37.9%)、客室のアップグレード(22.5%)、空港・ホテル間の送迎(13.8%)と続いた。
調査は2015年5月30日、31日に実施。対象は、3年以内に結婚して新婚旅行に行った人、または3年以内に結婚し、新婚旅行に行く予定のある人。20~40代男女414名。