KNT-CT、2015年5月の総取扱額は0.2%増、訪日が減少・国内旅行が牽引

KNT-CTホールディングスの2015年5月の取扱実績は、国内旅行が前年比5.4%増の329億287万円と前年を上回ったが、海外旅行が12.4%減の113億3160万円、外国人旅行が6.0%減の11億3735万円とマイナス推移となり、総取扱額は0.2%増の460億1469万円に留まった。

国内旅行は、一般団体が13.4%増の31億6472万円と2ケタ増。大型コンベンションや職場旅行の取扱本数が増加した。しかし、学生団体が5.4%減の77億9523万円となり国内団体合計では0.7%減の109億5996億円となった。

一方、企画旅行は北陸新幹線の開業効果もあり、メイトが15.1%増の68億1878万円、クラブツーリズムは5.5%増の111億2625万円となり、企画旅行合計で8.9%増の179億4608万円と好調。個人旅行も8.1%増の39億9682万円で、国内旅行の合計は5.4%増の329億287万円となり、企画商品を含む個人需要が牽引した格好だ。

海外旅行は、団体旅行が前年に大型の職場旅行や招待旅行、修学旅行を扱ったことから、一般団体が26.6%減の18億6939万円、学生団体が43.6%減の1億9534万円で、団体旅行合計で28.7%減の20億6473万円と大幅な反動減となった。

企画旅行はホリデイが0.7%減の16億269万円とほぼ前年並みだが、クラブツーリズムではイスラム国やエボラ出血などの影響で2.1%減の49億605万円と伸び悩み、海外旅行全体で22.4%減の113億3160万円となった。

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