市場調査を行う中央調査社が国内で行ったスポーツに関する意識調査で、人気のあるプロスポーツの1位は「プロ野球」(41.7%)、2位「プロサッカー」(29.0%)、3位「プロテニス」(22.4%)だった。
1位となったプロ野球は、19年連続でトップの座を維持しているが、人気度合いは下降傾向にあり、2013年と比較すると6.7ポイント減、2014年よりも1ポイント減となった。一方で、プロテニスは昨年よりも人気が大幅に上昇し、13.5ポイント増を記録している。
過去3年間の人気プロスポーツの遷移は以下のとおり。
なお、観戦や自分で行うことも含めて関心のあるスポーツも「野球」(38.7%)がトップで、2位「サッカー」(30.3%)、3位「テニス」(26.7%)となった。
ただし男女別に比較すると順位や割合は異なる。女子では1位「フィギュアスケート」(35.1%)で、次いで「テニス」(29.6%)、「野球」(27.5%)となったほか、「バレーボール」(21.3%)や「体操」(17.2%)が上位に含まれる点も特徴。
一方男性は、トップは全体平均と同じ「野球」(50.8%)だが、過半数を超える人気度合いが明確になった。また、「ボクシング」(11.7%)や「モータースポーツ」(11.3%)、「柔道」(10.3%)が上位に含まれる結果となっている。
男女別にみた、関心のあるスポーツは以下のとおり。
この調査は、2015年7月10日から20日に、調査員による個別面接聴取法で行ったもの。対象は国内の20歳以上の男女4000名。有効回収数は1212。