リクルートライフスタイルは食に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ・リサーチセンター」で、ハロウィン時期の飲食行動や消費者の意識に関するアンケートを実施した。
これによると今年、ハロウィン行事に参加予定の人は23.9%で、前年の参加実績である19.8%を上回った。すべての年代で上昇傾向にあるが、特に20代女性は34.6%で前年より9ポイント増加、30代女性は29.4%で5.7ポイント増加など、F1層を中心に参加意向が高まっていることがうかがえる。
参加予定の行事内容は、「食事主体の外食店での飲食、パーティ、イベント」が12.3%で最多。次いで「飲酒主体の外食店での飲食、パーティ、イベント」が11.7%となり、外食店でのイベントが人気だ。「飲食を伴わないハロウィン関連の催しやイベント」は7.5%だが、20代女性は14.4%、30代女性は13.2%で、いずれも前年実績より5ポイント以上上昇するなど、ハロウィン行事への期待は広がりを見せている。
なお、ハロウィンの普及と仮装の是非については、普及の肯定派は71.2%、仮装も容認派が64.7%となり、反対派を大きく上回った。「本来の意味でなくても日本風に楽しめばよい」(47.7%)との考えが多く、このほか「はめを外す機会」(42.0%)、「子供のためのお祭りとして」(36.0%)が賛成理由のトップ3となった。
調査は2015年7月23日~1日まで、首都圏、関西圏、東海圏に住む20~69歳の男女を対象に実施。本調査の有効回答数は1万424件。