建設業界に特化した人材派遣・紹介サービスを行なうエヌ・アンド・シーは、関東在住のビジネスパーソン2000名を対象に、「2020年東京五輪関連施設の建設に関する意識調査」を実施した。
このなかで、「東京五輪開催に期待すること」で、「都心・湾岸エリアの開発の進展や交通網拡充」(29.7%)が、前回2013年調査の4位から3位に上昇。特に「交通インフラ整備・拡充計画の実現希望」については、新宿駅・東京駅・新木場駅の各駅から羽田空港を結ぶ「羽田空港アクセス線」(59.7%)が約6割と最多だった。
このほか、期待値が上がったのは「バリアフリー社会の進展」(18.2%)は前回6位から4位に浮上。その一方で、「東日本大震災被災地復興の加速化」(16.8%)は前回3位から5位へと2ランク下がった。
なお、「東京五輪開催に期待すること」の1位は前回と変わらず「経済効果」(75.6%)で圧倒的。2位は「スポーツ振興」(39.7%)だった。
調査は2015年8月24日~27日まで、関東1都6県在住の20~59歳の男女ビジネスパーソンを対象に実施。有効回答数は2000サンプル。