NTTデータ、ネット上つぶやき分析サービスを拡充、訪日外国人データのニーズ高まりで全言語で利用可能に

NTTデータはこのほど、「Twitter(ツイッター)データ提供サービス」の内容拡充を発表した。これまで利用できるデータは「日本語のみ」だったが、同社とツイッター社との新たなパートナーシップ契約締結により、日本語以外のすべての言語に対応できるようになったもの。

「ツイッターデータ提供サービス」は、NTTデータが官公庁や金融機関、メーカー、流通業、広告代理店、研究機関などさまざまな業界向けに実施している法人向けデータ提供サービス。2012年12月にサービス開始以来、のべ150社以上の企業が活用した実績がある。

今回のサービス拡充は、海外から日本を訪れる外国人の動態調査を目的とする「日本語以外」のデータを希望するニーズの急増がきっかけになったという。

各組織・企業は、このサービスを通じて世界中で投稿されるツイッターのデータを取得できるほか、分析ツールを通して独自分析を実施、その結果を自社のソーシャルメディア分析などのマーケティングリサーチ、プロモーションの効果測定、ブランドの国際トレンド分析、商品やサービスの反応調査などさまざまな目的に生かせるようになる。

また、今回おこなわれたサービス拡充では、全言語に対応すること以外にも、ツイート(投稿されたコメント)本文のキーワードを特定し、過去から現在に至るまでのデータを抽出・分析することも可能となった。これにより、より広範囲で精緻なデータ分析が可能となる。

NTTデータでは、今後はツイッター以外にもデータサービス提供範囲を拡張し、2020年度までの売り上げ50億円を目指す考えだ。

「Twitter データ提供サービス」のサービスメニューや料金は以下から確認できる。


みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…