沖縄県警が外国人旅行者の交通事故サポート体制強化、レンタカー関係者らが110番通報で通訳など

沖縄ツーリストグループのOTSレンタカーはこのほど、日本自動車連盟(JAF)沖縄支部と県警本部の3者間で「外国人観光客の110番通報に係る通訳業務」の覚書を締結した。

今回の取り組みは、民間事業者と公安との連携プレーを通じて、事故などに遭遇して心細い思いをしている旅行者への「力強いサポート」となることが目的。また、事故対応処理の迅速化や交通渋滞の回避、訪日観光客対応を充実することで沖縄観光の印象向上も目指す。

具体的には、OTSレンタカーを利用中の外国人観光客が交通事故などにあった場合に、多言語対応が可能なOTSやJAFのスタッフが通報を受けて詳細を確認、警察への連絡などを行う体制をとる。

同社によれば、沖縄県を訪れる外国人観光客によるレンタカー利用者数のうち、OTSレンタカーの利用率は5割を占めるという。今回の3者間連携体制構築を通じ、沖縄観光や地元経済の発展につなげていきたいとしている。


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