旅行会社スタッフが選んだ年末年始の人気旅行先2015、海外トップは近場の台湾、国内はテーマパークや北陸が好調 ―JATA

日本旅行業協会(JATA)が会員企業社員453名に実施した年末年始の海外・国内旅行の人気方面に関するアンケート調査で、海外旅行先の人気1位は「台湾」、2位「ハワイ」、3位「グアム」となった。今年トップの台湾が、昨年1位のハワイと入れ替わる結果となっている。

2015年年末年始は、日並びの関係で、海外旅行よりも国内旅行が全体的に好調としている。

海外旅行の傾向としては、1位台湾や4位シンガポール、6位香港などで「安心」「近さ」を理由にした人気がみられるほか、ハワイ、グアム、シンガポール、オーストラリア、タイなどは温暖な気候が好まれ、全体として長距離よりも近場に集中する結果に。特に、オーストラリアやアメリカ本土が昨年よりランクをあげたほか、昨年の15位からトップテン入りした韓国も年代を問わず復調の兆しがみえた。また、ビジネスクラスやプレミアムエコノミークラスの利用者も増加傾向にあるようだ。

海外旅行の人気ランキングトップ10は以下のとおり。

JATA:報道資料より

国内旅行の人気1位は「東京(含む東京ディズニーランド/リゾート)」。次いで、沖縄、大阪、北陸、九州となった。

傾向としては、北陸新幹線の開業やカニやブリを楽しめる冬のグルメツアーなどにより北栄く方面が好調となった。また、東京のディズニーランド/リゾート、大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン、九州のハウステンボスなど、カウントダウンイベントがあるテーマパークにも人気が集まったようだ。

国内旅行の人気ランキングトップ10は以下のとおり。

JATA:報道資料より

このランキングは、JATA会員会社324社で営業、企画、カウンター業務などを行う社員へのアンケート調査によるもの。対象旅行会社は、JTB、近畿日本ツーリスト個人旅行、日本旅行、阪急交通社、H.I.S.、JALパック、ANAセールス。

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