リクルートライフスタイルの調査機関「ケイコとマナブ総研グループ」はこのほど、社会人を対象にした習い事に関する調査を実施した。それによると、女性が過去1年間に経験した習い事の第1位は「ヨガ・ピラティス」(20.8%)で、昨年まで11年間連続でトップだった「英語」(18.3%)が2位に後退。3位は「フィットネスクラブ」(12.7%)だった。
女性が今後やってみたい習い事は、1位「英語」(45.6%)、2位「ヨガ・ピラティス」(26.6%)に続き、3位「家庭料理」(24.7%)。また、「着付け」(前年10位)、16位「日本料理・懐石料理」(同38位)といった「和の習い事」の人気が上昇。
習い事の目的は「プライベートを充実させるため」(29.7%)がトップで、「教養・知識を深めるため」(28.2%)が「ストレス発散・気分転換のため」(27.4%)を超えて2位となり、昨年と順位が逆転した。
一方、男性は4年連続で1位「英語」(31.1%)、2位「簿記」(10.0%)。3位は昨年に続いて「ファイナンシャルプランナー」(8.1%)となった。また、今後やってみたい習い事・学び事でも「英語」(48.8%)と「簿記」(10.2%)がトップツーに。そのほか、3位「宅地建物取引士」(前年5位)や7位「税理士」(前年18位)、12位「フランス語」(前年20位)などが昨年と比較して順位を上げる結果となった。
なお、男性による習い事の目的は「仕事のため」(45.0%)が圧倒的1位。次いで「教養・知識を深めるため」(24.9%)、「レベルアップのため」(23.4%)と続いた。
この調査は、全国20歳から34歳までの男女各518名を対象におこなったもの。調査期間は2015年12月11日から12月13日まで。