新宿高速バスターミナル社は2016年4月4日、新宿南口に国内最大規模の高速バスターミナル「バスタ新宿」を開業した。これまで新宿駅周辺に分散していた高速バス乗り場を一か所に集結し、新宿発・全国39都道府県300都市を結ぶ高速バスネットワークを実現。混雑の緩和や接触事故減少などの効果も期待されるもの。※写真は「バスタ新宿」のイメージ。国土交通省発表資料より
新たな交通ターミナルでは鉄道とバスの乗り換えが便利になるほか、エレベーターやエスカレーターなどの設置により大きな荷物を持つ利用者にも移動しやすくなった。また、待合所やトイレなども整備し、利用環境向上もおこなった。
また、これまで新宿駅南口にあったタクシー乗降場を同ビル3階に移転するほか、同じく3階には東京観光情報センターも開設。都内や全国の観光情報を英語・中国語・韓国語で提供するほか、旅行やチケット販売も実施。さらに宅配や荷物預かりサービス、無料Wi-Fiサービス、外貨両替サービスもおこない、新宿駅を拠点とする外国人旅行者の利便性改善につなげる。