通信事業をおこなうケイ・オプティコムは4月4日より、在宅主婦向け業務マッチングサービス「シュフティ」と連携し、訪日外国人を対象にした動画付き通訳サービス「クラウド通訳(仮称)」を提供する。兵庫・豊岡市の城崎温泉の飲食店や外湯など14店舗にて、4月28日までの限定で実証実験を行うもの。
「シュフティ」はうるる社が管理運営するクラウドソーシングサービス。現在登録中の在宅主婦(クラウドワーカー)は約29万人におよぶという。
今回の実証実験は、店舗側がネットを介して「クラウド通訳」に接続すると、在宅主婦が通訳をおこなう仕組み。通訳者が動画チャット通訳サービス「FaceHub」を利用することで、あたかもコールセンターのオペレーターのように対応できる点が特徴だ。
クラウドワーカーの教育・管理・運営をおこなううるる社は、一般的な英会話レベルのスキルを持つ主婦層を安定的に配置。通訳を常時採用することに二の足を踏む店舗向けに、利便性が高く安価なサービスを提供していきたいとしている。
実証実験の運用モデルは以下のとおり。