ブッキング・ドットコムがこのほど世界8か国でおこなった海外出張の実情調査で、日本のビジネス旅行者がもっとも行きやすい国はシンガポール(41%)、2位は香港(40%)、3位は韓国(36%)だった。アジア圏が上位を占めたほか、ドイツ、フィンランド、米国、ベルギーといった欧米圏も10位以内にランクインした。
シンガポールは「空港から街へのアクセスしやすさ」、香港は「空港の食事のおいしさ」でそれぞれ1位になるなど、ビジネス旅行では空港の利用しやすさも快適さを左右する要因となるようだ。
日本のビジネス旅行者が行きやすい国ランキングトップ10は以下のとおり。
日本のビジネス旅行者が行きやすい国ランキング トップ10
- 1位:シンガポール(41%)
- 2位:香港(40%)
- 3位:韓国(36%)
- 4位:台湾(31%)
- 5位:タイ(29%)
- 6位:ドイツ(28%)
- 7位:中国(28%)
- 8位:フィンランド(26%)
- 9位:米国(24%)
- 10位:ベルギー(21%)
一方、世界のビジネスマンに聞いた「海外出張に行きやすい国」の1位はドイツ(28%)。次いでシンガポール(27%)、カナダ(26%)と続き、日本(22%)は7位。また、日本は「ホスピタリティの高い国」として、タイに続いて2位になったという。
世界のビジネス旅行者が行きやすい国ランキング トップ10
- 1位:ドイツ(28%)
- 2位:シンガポール(27%)
- 3位:カナダ(26%)
- 4位:香港(24%)
- 5位:英国(24%)
- 6位:米国(24%)
- 7位:日本(22%)
- 8位:オーストリア(20%)
- 9位:オランダ(19%)
- 10位:スイス(19%)
この調査は、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スペイン、日本、中国、イタリア出身で、過去1年間に4回以上海外出張を経験した4555名(18歳から65歳)を対象に実施したもの。調査期間は2016年1月29日から2月11日。