「ポケモンGO」に便乗したサイバー犯罪が続出、日本人向け偽サイトも ―トレンドマイクロ

トレンドマイクロは2016年7月22日、日本でも公開された人気ゲーム「ポケモンGO」を利用した迷惑/不正アプリ、サイバー犯罪の存在について報告している。同社の調べでは、「Pokémon GO」という名称を使ったアプリ44種のうち、19種類で不正などが発覚。最も悪質なものでは、アプリをインストールした端末を遠隔操作可能にするものもあったという。

同時に、日本人利用者に特化した詐欺的な誘導事例も確認済み。オフィシャルサイトにリンクするように見せて、偽のキャンペーンサイトやいわゆるポイントサイト(お小遣いサイト)に誘導する事例があったとしている。

同社ではこれらの被害回避のために、(1)正規のアプリ配布先(Android向けはGoogle Play、iOSはApp Store)からダウンロードすること、(2)表示されたURLとそのリンク先が一致しているかの確認、(3)スマホ向けセキュリティ対策の強化、などを推奨している。

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