アウトリガーホテルズ売却で投資会社傘下に、創業者経営から成長戦略へ移行、マネジメント体制は継続

アウトリガーホテルズ&リゾーツを経営するアウトリガー・ホテルプライズ・グループは、米国コロラド州に本社を置く投資会社・KSLキャピタルパートナーズLLCの傘下となる買収契約に合意した。

アウトリガーホテルズは、ハワイとグアムを中心にアジア太平洋地域で37のホテルとコンドミニアムを展開。1947年の創業以来、創立者のロイ&エステルケリー夫妻の同族企業として経営してきた。今回、投資会社の傘下となることで、グローバル展開で必要な資本を強化し、成長戦略をより強めていく。同ホテルの本社機能、およびマネジメント体制は従来通り、継続する。

なお、KSLキャピタルパートナーズLLCの投資対象は、ホスピタリティやレクリエーション不動産投資、旅行業など旅行・レジャー業界が中心。2005年から現在まで、米国のラグジュアリー・スパ・ウェルネスの総合施設であるミラヴァル・グループや、イギリスのベルフライ・ホテルズ&リゾーツなど、ホテル・レジャー業で30以上の投資案件に携わり、約70億ドルの資産を増やした。

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