ジャストシステムはこのほど、「2016年・モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査」の年間結果を発表した。国内に住む15歳から69歳までの男女1100名を対象に毎月おこなった調査結果をとりまとめたもの。
それによると、2016年はスマートフォンの利用率が72.0%となり、ノートPC(57.8%)を上回ったのが特徴的。具体的には1月時点ではノートPCが63.4%だったがその後ゆるやかに減少。一方でスマートフォンは1月の59.1%から増加し、最上位となった。
SNSの利用率で最も伸びが大きかったのは「LINE」(「このサービスを現在使用している」の人の割合)。2016年1月の47.3%から、12月度には61.9%と大きく増加し、「YouTube」の74.1%に迫る勢いを見せた。また、「Instagram」の認知度は、1月時点の76.5%から12月度には89.5%までに増加したという。認知度は、「聞いたことはある」「知っているが、利用したことがない(登録していない/利用できる状態にない)」「以前利用していたが、今は利用していない」「現在利用している」の合計で算出した。
LINEの利用率の年間推移は以下のとおり。