桜の開花が本格的に始まり、日本はお花見シーズンを迎えている。そんななか、マクロミルが全国20~30歳の男女を対象に実施した調査で、若者がお花見でも新しいスタイルを持ち込み、楽しんでいる実態が明らかになった。
例えば、参加者を男性のみ、または女性のみといった「同性だけ花見」の経験者は57%。一人だけで花見に行った「ひとり花見」の経験者は22%。「同性だけ花見」をした人の理由を見ると、「余計な気を遣わなくてよい・気楽だ」(82.5%)を筆頭に、「話題を選ばなくてもいい・何でも話せる」(45.4%)、「羽目を外せる」(26.1%)など、気遣いなく楽しめる点を好んでいるようだ。
一方、「ひとり花見」の理由(自由回答)からは、「ゆっくりと静かに」「気ままに楽しめ、帰りたい時に帰れる」「好きなだけ写真が撮れる」など、一人で自由にそのときの気分で楽しんでいる姿が浮かび上がった。
なお、花見をする目的は77%が「桜を見る」だが、「人には言わない・言えない本音を含めたお花見の目的」では、「飲食を楽しむこと」「“花見に行ったよ”という話題作り」「出かける口実やきっかけ」などが、メインの目的よりも多くの回答を集めた。
調査は2017年3月6日~7日まで、20~35歳の男女1000名に実施した。