旅行比較サイトの世界大手「カヤック(KAYAK)」がこのほど、旅行先の地名を絵文字(アイコン)で検索できる仕組みを導入した。例えば、自由の女神の絵文字を入力すると「ニューヨーク(New York, NY)」が、寿司の絵文字で「東京(Tokyo, Japan)」が自動表示されるようにしたもの。
現時点で対応している絵文字は、ニューヨーク(自由の女神)、東京(寿司)、シカゴ・オヘア国際空港(ウサギ)、イースター島(モアイ像)など10種類。
一方で、カヤックではユーザーによる投票で、絵文字と地名の組み合わせを決める試みも進めている。投票専用ページでは、例えば「ビール」の絵文字が示す地名の候補として、アイルランドのダブリン、米ウィスコンシン州のミルウォーキー、コロラド州のデンバー、ドイツのミュンヘンが挙がっている。
そのほか、投票対象の絵文字としては、野球ボール、ピザ、レインボーカラーの旗、赤いハイヒールなど16種類が用意されている。
なお、2017年7月現在、絵文字での検索は日本語版サイトやアプリには対応していない。
▼「自由の女神」の絵文字で検索した場合の画面イメージ
▼設定可能な絵文字
▼「ビール」の絵文字に対する投票ページ